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岡田 幸文さんインタビュー ~高校野球 100年ものがたり~ 足利の野球のこと
今回は高校野球100年を記念して、足利市にゆかりのあるプロ野球関係者に取材を行いました。
一人目は千葉ロッテマリーンズで選手会長を務める岡田幸文選手です。大事な試合前のお時間でインタビューに応じてくださいました。
—まずは作新学院の甲子園出場おめでとうございます。
ありがとうございます。
—作新学院は夏の甲子園5年連続出場ということになりますよね。OBにとってはうれしい半面、負担も大変ですよね?
そうですね。大変です。でも、うれしいことですし、すばらしいことですからね。(笑)
—岡田さん自身は甲子園に出場されていませんでしたよね?
当時は国学院栃木・佐野日大・作新学院・青藍泰斗が強豪校でした。でもそんな中で甲子園に出場したのは県立の小山西高等学校だったのです。
—そうでしたね。夏の大会は運も実力のうちかもしれませんね。
そのとおりですよ。(笑)
—岡田さんの夏の高校野球の思い出についてお聞かせ下さい。
とにかく野球漬けでしたね。朝から晩まで練習していたし、ほぼ毎日球場で過ごしていました。練習は厳しかったですが、試合の時になると、いつもは厳しい監督が怒らないんですよ。(笑)だから、試合は楽しかったですね。
—いつ頃からプロ野球選手を意識したのですか?
甲子園に出場できなかったので、予選で負けた後に、どうしたらプロに行けるかを考えていましたね。高校時代にプロからの誘いがあれば考えましたが、当時はそれもなかったので社会人野球に進もうと思いました。実際は大学に進学しましたけどね。
—足利市では少年野球から還暦野球まで幅広い年齢層がプレーを楽しんでいます。足利で野球をやっている人達に何か一言お願いします。
足利は野球が盛んですね。とにかく一生懸命取り組んでください。野球に限らずすべてにおいて一生懸命頑張ってほしいです。
—子供たちに伝えたい事をお聞かせ下さい。
子供たちにはまず野球の楽しさを知ってほしいと思います。大人でもそうですが野球が楽しくなれば勝ちたい、打ちたい、思いっきり速いボールを投げたいという気持ちが芽生えてくるんですよね。そうすると、どうしたら遠くに飛ばすことができるかを考えるようにもなります。
まずは、投げる・打つ・捕る・友達と一緒にプレーするという野球の楽しさを知ることが今の子供達にとっては大切だと思います。嫌になってしまったら終わりですから。
—最後に今年の目標をお聞かせ下さい。
優勝争いをしたいです。昨年は残念ながら4位に終わり、クライマックスシリーズに出場できず悔しい思いをしましたからね。
悔しさをもってのぞんだ今シーズンですから、とにかく上位に食い込みたいです。
—是非優勝目指して頑張ってください。今日は試合前の貴重な時間を頂きありがとうございました。
最後に、岡田選手、千葉ロッテマリーンズ球団関係者の皆様本当にありがとうございました。野球の楽しさを多くの人に知ってもらい、子供だけでなく大人も野球を楽しめる環境づくりに一緒に取り組んで行きましょう。
※この記事に掲載されている情報は取材当時(2015/08/13)のものです。お気づきの点があれば、「あしかがのこと。」編集部へお問い合わせください。
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早川 雅裕
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