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「CHIPPERS」総勢100名以上のチアリーディングチーム

20168/25

「CHIPPERS」総勢100名以上のチアリーディングチーム


足利市の社会人野球チーム「全足利クラブ」(オールあしかがクラブ)の応援をきっかけに誕生した足利市初のチアリーディングチームCHIPPERS(チッパーズ)に取材しました。

「元気な子どもたち」という意味をこめてつけられたチーム名

左:江口真代先生 右:阿部結菜先生

左:江口真代先生 右:阿部結菜先生

 

CHIPPERSは2009年10月に結成されました。「元気な子どもたち」という意味をこめてコーチである江口真代(えぐちまさよ)先生と阿部結菜(あべゆうな)先生が名付けたそうです。

チームは総勢100名以上。4つに分かれていてMini CHIPPERS(3歳~年長23名)、Kids CHIPPERS(1・2年生20名)、Jr.CHIPPERS(3年生~6年生42名)、大会コースStar CHIPPERS(年長~中学3年生32名)があります。これらのチームを総称してCHIPPERS Familyと呼ばれ、地域のイベントなどに参加しています。

32人、気持ちは一つ!Star CHIPPERS

今回取材をしたのは、子どもたちの「大会に出たい」という要望を受けて2011年に作られた大会コースのStar CHIPPERSです。

近年出場している大会は、東京の代々木体育館で日本チアリーディング協会が開催する、関東大会(6月)、Japan Cup(8月)、こども大会(2月)の3つです。Star CHIPPERSの中でセレクションを行い2チームに分かれます。1つ目は、上位16名のREDチームです。得点を競い合う自由演技競技(小学校4年生~中学校3年生部門)に出場します。

REDチーム

REDチーム

 

2つ目のGOLDチームはエキシビションに参加します。

GOLDチーム

GOLDチーム

 

両チーム共に大会で最高の演技が出来るように、日々厳しい練習を積んでいます。

チアリーディングは2分30秒の「笑顔の真剣勝負」

チアリーディングと聞くと、スポーツの試合などで応援している姿を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。応援以外に「いかに観客を魅了し、引き付けることができるかどうか」を競う「表現スポーツ」でもあります。

2分30秒の間、12メートル四方のブルーマットの上で、演技構成上の諸規則に従い、演技の要素を音楽やチアリーダー自ら発する声と組み合わせて自由に創作します。審査基準は、技の正確さ・完成度・難易度など。他にも元気さや笑顔も、審査に影響を与えます。(参考:日本チアリーディング協会 チアリーディングについて

技はもちろんですが、Star CHIPPERSが課題としている「笑顔」も見所の一つです。

子どもたち自身が考え、作り上げていくチーム

二人の先生が口を揃えて言っていたのが「子どもたちの自主性を何よりも尊重している」ということです。大会ごとに子どもたちの希望を聞いて話し合ったうえで、演技の難易度や方針を決めていくそうです。先生のその気持ちを受け、子どもたちは高度な技術を必要とする、より難易度の高い技を身につけたいと目標を立てています。

保護者のフォローも不可欠であり「ケガをしないようにする事と体調管理は特に気を付けている」と真剣な眼差しで父母会長は話してくれました。子どもたち、先生、保護者が一丸となってStar CHIPPERSを作り上げています。

目標を持って成長し続けるStar CHIPPERSの今後

現在中学3年生の齋藤遥さん、中島千晶さん、山本ひなのさんは、Star CHIPPERSが結成された2011年から同チームに在籍しています。「最初の頃はユニフォームを着て大会に出るだけで嬉しかった」と口々に話す彼女たちですが、その気持ちは大会出場を重ねて他のチームから刺激を受けることで、徐々に変化していったそうです。

「難しい構成の演技を成功させるために身体を鍛え、自主練習も取り入れている」「目標は賞をとる事。チーム最高得点を更新する事」と笑顔で話してくれました。

「元気・勇気・笑顔!GO CHIPPERS!!」の掛け声とともに、子どもたちは大会に向けて日々練習しています。(取材・記事執筆 後藤真澄)

チアリーディングチーム「CHIPPERS」情報

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※この記事に掲載されている情報は取材当時(2016/08/25)のものです。お気づきの点があれば、「あしかがのこと。」編集部へお問い合わせください。

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