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20171/30

イタリア20州全てのワインを味わえる、オステリアオカベ


足利市山川町にある「オステリアオカベ」の店主、岡部高洋おかべたかひろさんは、“気軽にワインを楽しんで欲しい”という想いから、構想に10年をかけ、2016年4月に奥様と念願のイタリアンレストラン兼バーをオープンさせました。今回はお店の店主、岡部さんにお話を聞いてみました。

イタリアの街角にある居酒屋をイメージ

店内に一歩足を踏み入れれば、木製のテーブルと椅子が並んでおり、落ち着いた雰囲気が漂います。左手を見ると飛び込んでくるのが、約三十種類以上ものワインが置いてある棚です。店主の岡部さんが選んだグラスワイン¥500~、ボトルワイン¥2,500~が、昼夜を問わずに味わえます。

イタリアのどの地域のワインから飲むかはあなた次第

イタリアのどの地域のワインから飲むかはあなた次第

オステリアとはイタリア語で「気軽に立ち寄れる居酒屋さん」

日本ではオステリアと店名に付いている飲食店にあまり馴染みがないですが、イタリアでは「気軽に立ち寄れる大衆食堂のような居酒屋」という意味で、お酒が飲めるお店の多くがそう呼ばれています。
「イタリアワインはフランスワインに比べて値段も安価なものが多いので、お客様に気軽に味わってほしい。」と話す店主の岡部さん。イタリアでは全20州全ての地域でワインが生産されており、メニューには各州のボトルワインが並んでいます。「イタリアでは寒い北部地方のワインは味が繊細になり、暖かい南部地方のワインは味がフルーティになるんです。」と岡部さん。お店で扱っている北部のワインにはバローロ、フランチャコルタ等があり、南部のワインにはネロ・ダーヴォラ、チロ等があります。

小皿料理はワインのお供にもピッタリ!

ワインと一緒に食べやすいもの、ということでオステリアオカベでは小皿料理も多く取り揃えています。イタリアの誰もが知る代表的な料理アラビアータやマルゲリータももちろん用意されていますが、会話をしながら食事をするのに向いている小皿料理の数々も充実。取材に行った日のおすすめメニューにはトリッパや子羊の香草焼、真鯛のグリル等がありました。

趣のある看板が目印です。

趣のある看板が目印です。

ソムリエならでは!ワインに合う料理をつくる

岡部さんは、ワインが好きだったことからソムリエに興味を持ち、現在はソムリエの資格を取得しています。「料理に合わせたワインを出して欲しい」といったお客様のご要望を受けることもあるそうで、相談すれば¥3,500からお任せで料理を注文することもできるそう。「お任せメニューを考えるのは本当に楽しいです。」と話す岡部さん。老若男女、誰でも気軽に過ごせるお店作りに今日も励んでいます。

オステリアオカベ 店舗情報

場所オステリアオカベ
〒326-0021 栃木県足利市山川町71-2
備考TEL:0284-55-5804
営業時間:
ランチタイム 11:00〜14:00
ディナータイム 18:00〜24:00(セットは21:00まで)
※21:00〜喫煙可 ラストオーダーは23:00

座席:
30席
2階に個室1部屋あり
コース、貸切、パーティープランあり(要相談)

定休日:水曜日
駐車場あり:10台

※この記事に掲載されている情報は取材当時(2017/01/30)のものです。お気づきの点があれば、「あしかがのこと。」編集部へお問い合わせください。

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