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足利市にバンクーバーがやって来た! ~映画撮影で出会った 素敵な人々~
今年3月から始まった、映画『バンクーバーの朝日』の撮影。筆者も何度かボランティアエキストラに参加しました。今回はそこで出会った仲間たちについてのお話です。
現場を訪れてまず驚いたのは、中で働くスタッフの多さと皆さんの機敏な動き。本当にテキパキ作業を行っていました。今回のボランティアエキストラで筆者が一番お世話になったのは、エキストラ担当の村山さん(写真)でした。現場で慣れない我々に、エキストラの身になった対応をして頂きました。
助監督の面々
演技の経験など皆無といっていい我々エキストラに、いやな顔をすることもなく、演技指導(?)をしてくださいました。助監督が映画制作において重要な役割を果たすことを、改めて実感しました。▼
小道具担当
まさに影の立役者で、とにかく「すごい!」と感じた小道具担当の方々。今回帽子を被ったんですが、すべての小道具担当の方が、なんと3回連続で同じ帽子を選んでくれました。その人に似あう帽子はどれか…という確かな目を持っておられる証拠です。▼
その他、映画製作には本当にたくさんの人が携わります。▼
最後にこの映画の石井裕也監督です。▼
とても気さくな方で、エキストラにも声がけしていただきました。ある撮影日には、深夜まで待ったにも関わらずエキストラの出番がない…ということもあったのですが、その際には「今日は本当に申し訳ありませんでした」と監督自ら頭を下げるという一面も。撮影の様子を見ていても、石井監督はほとんどカメラの画面をみていませんでした。役者の演技や全体の雰囲気を重視する、数少ない監督だそうです。日本アカデミー賞最優秀監督賞も受賞されている石井監督がこの作品をどんな風に仕上げるのか、今から楽しみです。
※この記事に掲載されている情報は取材当時(2014/05/16)のものです。お気づきの点があれば、「あしかがのこと。」編集部へお問い合わせください。
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早川 雅裕
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