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あしかがタウンミーティング Vol.2「足利と若者」を開催しました
去る7月25日(木)に、和泉聡足利市長をお招きしてタウンミーティングを開催しました(主催:NPO法人コミュニケーション・ラボ)。テーマは「足利と若者」。10代から30代の男女23名がSPOT3に集まりました。
今年2月に当時足利市長の大豆生田実氏をお招きしてタウンミーティングを開催した際、「若者と話せて良かった」「新鮮だった」と好意的な反応を頂きました。「街の他人ごとを自分ごとにするにはどうすれば良いだろう」と活動している私たちにとって、市長と若者が対話できる場というのが今までにあまりなく、開催する意義を感じたこともあり、テーマを「足利と若者」に設定しました。
今年4月に行われた市長選挙の年代別投票率を見ると、特に20代~30代前半の若者の投票率は低く(26.06%~37.85%)、年代によっては全体の投票率(54.47%)の半分以下です。多くの若者にとって「市長選挙は他人ごと」であることが読み取れます。(足利市選挙管理委員会の資料はこちら)
若者と市長が直接‟対話”をできる場を作ることで、若者の市政への関心を広げることができるのではないか。そんな思いもあり、 市長選挙後に新市長へインタビューした際に若者中心のタウンミーティングを提案し、本会が実現したのです。
今回、高校生から社会人まで様々な立場・職業の若者が集まり、学業、仕事、子育てなどのことを市長と話しました。熱心にメモを取りながら、時に頷きながら耳を傾けていた和泉市長の姿が印象に残っています。
「市長の話を直に聞いた」「自分の話を聞いて貰えた」…このような経験が「自分ごと」となるきっかけ作りになれば良いと思っています。
私たちNPO法人コミュニケーション・ラボは今後もタウンミーティングを開催できるよう足利市役所へ提案していく予定です。
参加者アンケートより
市長選挙の投票率は年代が上がるにつれて増えていきますが、今回のタウンミーティングもその傾向が見られます。
アンケート項目は「足利市出身」「足利市以外の栃木県出身」「栃木県外の出身」の3項目でしたが、意外なことに2番目の「足利市以外の栃木県出身」はゼロでした。足利市出身がほとんどです。
住まいは出身地に似た傾向が見られます。このことからタウンミーティングの参加者の多くは「足利市出身かつ在住」であることが読み取れます。
職場、学校になると今までと傾向が変わってきます。「足利で働く場がない」という声を聞くことがありますが、このデータを見て「意外に働く場がある」と思うか「やっぱりないんだな」と思うか。この記事をご覧になられた方はどちらの印象を持ちましたか?
※この記事に掲載されている情報は取材当時(2013/08/08)のものです。お気づきの点があれば、「あしかがのこと。」編集部へお問い合わせください。
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山田 雅俊
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