© あしかがのこと。 All rights reserved.

20142/20

足利麺


去年、名古屋の友人が足利に遊びに来てくれました。

私: 「夕飯はどこへ行く予定?」
友人: 「足利麺に行こうと思うんだ。」
私: 「え?」
友人: 「ひもかわのラーメンがあって、それがお目当てだったんだ。」

今回ご紹介するのは、名古屋の人もわざわざ食べに来る(!?)ラーメン屋さん『足利麺』です。お恥ずかしながら、名古屋の人に足利麺を教えてもらいました!!豊富なメニューがありますが、麺を手打ち麺、ひもかわ、細麺の3種類から選べます。

ここのイチオシはなんといっても『ひもかわラーメン』その名のとおり、麺は切られておらず幅7~8㎝のかなり幅広の麺です。まるで弾力あるワンタンの皮のような麺。もちろん、すすって食べることができないので、レンゲを上手に使って、麺をかじるようにして食べます。

こんな経験、初めてです!食べていて楽しい食感!!

生地は普通の手打ち麺と同じで、食感はツルツルしていて、モチモチと弾力があります。スープは私たち足利人には馴染みのある、佐野ラーメンに似たサッパリで濁りのない醤油のスープ。まろやかでホッとする味♪美味しい~!麺の面積が大きいからか、スープがよく絡んで飽きずに美味しく食べることができます。

☆生地が面白い☆

ひもかわの生地は普通の手打ち麺と同じく青竹手打ち麺で作られます。途中までは製法は同じですが、ひもかわは最後にヒミツの工程があるそうです。ヒミツってなんでしょうね。企業秘密だそうです♪

でも、茹でる直前のポイントを教えていただきましたよ。適当に切った生地を手で四方にビヨーーンと伸ばしてから茹でるそうです。こうすることで、茹で時間が短くて済むそうですよ。なるほど~。

☆『伸びないラーメンってないの?』ひもかわラーメン誕生秘話☆

市場に出前をしている時に、そう言われたことがひもかわラーメン誕生のきっかけだったそう。この時は幅2~3cmのラーメンだったそうですが、伸びないラーメンを考案してしまう発想がスゴイですよね。出前も少なくなり、一度はひもかわラーメンもメニューから無くなったそうですが、5年ほど前から今の『ひもかわラーメン』としてメニューに復活したそうです。

☆進化し続ける『足利麺』やはりお店の歴史も古い!!!☆

昭和50年に熊谷でオープンの後、昭和55年に足利に戻り、現在の場所にオープンしました。

今回、取材のために昼と夜の2回お店を訪ねましたが、お客様が落ち着いた時間を見計らって行ってもお客様がたくさんいました。

40年続く歴史あるお店は、ひもかわラーメンという楽しいラーメンを作り、地元の人に愛されているラーメン屋さん。みなさんもぜひ、「楽しくおいしい」ひもかわラーメンを食べに行ってみてくださいね。(編集部:春山)

足利麺

足利麺

【営業時間】
平日:AM11:30~PM3:00
   PM 5:00~PM8:40
日曜:AM11:30~PM8:00
【定休日】
毎週月曜日(月曜祝日の場合は翌日定休)
【住 所】
栃木県足利市堀込町2540
【お問い合わせ先】
TEL:0284-72-1277
【ホームページ】
http://www.ashimen.co.jp/

大きな地図で見る


※この記事に掲載されている情報は取材当時(2014/02/20)のものです。お気づきの点があれば、「あしかがのこと。」編集部へお問い合わせください。

※見出し、記事、写真の無断転載はご遠慮ください。

The following two tabs change content below.
アバター画像

コムラボ

特定非営利活動法人コムラボは、「地域の新しい『やりたい』を『できる』に変える」をミッションに掲げ、栃木県足利市を拠点に地域の情報技術を支援する非営利団体です。地域ニュースメディア「足利経済新聞」、イベントスペース&シェアオフィス「マチノテ」を運営しています。

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

ロケットパン

足利の学校給食の今。なぜ「ロケットパン」は姿を消したのか

足利で創業100年。親子3代続く稲葉納豆工業所

足利で創業100年。親子3代続く稲葉納豆工業所

保護者と子どもで決める放課後の過ごし方

遊べる場所が無いから作った 保護者と子どもで決める放課後の過ごし方「葉鹿学童クラブ」

旅猫リポート

第31回東京国際映画祭 足利撮影作品『旅猫リポート』取材

足利の学校給食で使われている牛乳パッケージの歴史をたどる

足利の学校給食で使われている牛乳パッケージの歴史をたどる

ページ上部へ戻る