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映画「ディアーディアー」足利Dayイベントレポート
去る10月24日いよいよ映画「ディアーディアー」がテアトル新宿にてレイトショーで公開されました。
連日イベントが開催されていますが、全編足利ロケ、足利市全面協力、監督が足利市出身となれば当然このイベントは外せないという桐生プロデューサーのひと声で足利デイとして「シカはシカでも足利だ!」と銘打ったイベントが10月30日(金)に開かれました。足利市の和泉市長とゆるキャラのたかうじ君、足利出身で栃木未来大使の俳優川連廣明さん、そして菊地健雄監督によるトークショーが行われました。
開演前にはたかうじ君がロビーでお出迎え。ここで期せずして、たかうじ君との撮影会が実施されました。もしかしたらこの日のイベントの中で最大の盛り上がりを見せていたかもしれません。ロビーのあちらこちらから「かわいい」「何かしゃべって」なんて声や「(頭のかぶとに書いてある)“学校”って何?」「腰にある筒は?」なんて質問も飛び交いロビーはアットホームな雰囲気に包まれました。いつものテアトル新宿とはちょっと違った雰囲気でした。
開演の時間となり、会場入場時には足利の観光PR冊子と共に足利市の菓子工房シトロン・プラリーネさんがこの日のために特別に焼き上げたクッキーがひとりひとりに配られるプレゼントもありました。(とてもおいしいとテアトル新宿のスタッフにも評判でした。)足利先行上映会で大人気だったクッキーです。
21:00上映に先立ちイベントがスタート。
MCの桐生プロデューサーの紹介で、和泉市長が登壇。続いて俳優川連さんと菊地監督という足利を代表する映画人2人が登壇しトークが始まりました。もちろん、たかうじ君もステージ上で準備万端みんなを出迎えていました。
この日の菊池監督はスーツでビシッとキメていました。「さすがに市長と一緒ですからね」との監督のコメントに川連さんが「聞いてないですよ」と苦笑いする一幕もありました。
監督は疲れ気味かつ寝不足気味とのことでしたが、連日のイベントとは異なり、とてもリラックスした表情でした。川連さんが足利高校時代の同級生ということもあったのでしょうね。
トークでは和泉足利市長が足利市PRをし、映画の感想を語りました。菊地監督は、「いい部分、悪い部分を含めて、足利市の今が映っています」と話し、これから上映される映画への期待感をふくらませてくれました。川連さんからは、菊地監督の作品への出演依頼だったので両親に足利で撮影があると連絡したのに声だけの出演で、しかも録音は東京でがっかりしたとのエピソードも披露されました。
また、桐生プロデューサーによると今回のイベントトークは事前の打ち合わせを行わなかったとか。さすがに足利市長を迎えるので進行を考えなければと思っていたところ「段取りはつまらないから打ち合わせなしのトークは大いに結構」と市長から話があったというエピソードで盛り上がってきたところでしたが、たかうじ君の疲労も限界に近づきイベントは終了しました。
当日は「ディアーディアー」撮影スタッフも来場し足利市関係者との再会を喜びあうといった、ほのぼのとした場面にも遭遇することができました。
上映終了後には菊地監督・桐生プロデューサーを囲み足利市関係者・映像関係者が深夜の新宿の街に繰り出していきました。
なおテアトル新宿では11月13日まで連日、映画「ディアーディアー」のイベントが予定されています。
詳細はこちらから。http://natalie.mu/eiga/news/164673
どのイベントに行こうか迷ってしまうという方には「ディアーディアー」リピーター割引を実施中。テアトル新宿の「ディアーディアー」半券の提示で窓口料金が1,100円になるそうです。是非ご利用下さい。
「あしかがのこと」では、撮影当時からインタビューを行い、4本の関連記事をアップしています。是非鑑賞前や後にご覧ください。 そして今後も菊池監督と映画「ディアーディアー」を応援していきます。
※この記事に掲載されている情報は取材当時(2015/11/05)のものです。お気づきの点があれば、「あしかがのこと。」編集部へお問い合わせください。
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早川 雅裕
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